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【しごとコレクション】

自分に合いそうな仕事・興味の湧く仕事を集める

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金融業 総合職

つかはら ゆうじ

塚原 裕司さん

25歳・下妻第二高等学校卒業~城西大学出身

  • 3次産業
  • Hope Vol.9
  • 男性
  • 茨城県西
  • 金融
  • 金融業 総合職

お客様に名前で覚えてもらったとき、やっとお互いを信頼できてきたと感じます。

取材者からの紹介

小学生の時から社会人の今でも続けている野球と趣味のバイクでこんがり焼けた肌が印象的な塚原さん。仕事の話になると目の色を変えて真剣な表情でお話をしてくださり、生まれ育った県西地域に対する強い「使命感」が感じられました。まさにその情熱と素敵な笑顔が地域の皆さんのハートをつかんでいるのだと思います。

地元で働くことへの憧れ

小学校から中学、高校、大学と野球を中心に生活が回っていて、(大学三年生の就職活動の時まで就職について考えなかった)特になりたい職業は決まっていなかったんです。いざ就職を考えたとき、私が結城市出身であることや、父・母・兄の家族みんなが地元に根付いた商業・工業関係で働いていたので私も結城市で働きたいという気持ちが強まりました。結果、結城市を中心とした県西地域に根ざしている金融機関の結城信用金庫に入庫させていただきました。都会の満員電車に揺られながら出勤してみたいという憧れもありましたが、「地元の経済の発展に貢献したい」という思いが、今に繋がっています。

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学生時代
私の学生時代は野球と共にありました。小、中、高、大、現在と19年間野球を続けています。高校時代は甲子園に出場し、大学時代は日本代表として、海外でプレーしたことがあります。当時、無我夢中で取り組んでいたことが、今では私の財産となっています。

新鮮な会話を心がける

入庫して一年目の九月から外回りの訪問活動の仕事をすることになり、最初の二週間は上司に付いて同行営業をしていました。その期間が終わると、一人で訪問することになるんです。最初は本当に失敗ばかりでした。なかなかお客様の名前と顔が一致せず違うお客様のところへ行ってしまったり、道も覚えられなくて正直、「何をやってるか分からないで一日が終わってしまう」という感じでした。仕事に慣れてきたのは一人で営業するようになってから半年くらいたった頃でしょうか。やっとお客様の顔と名前がすぐ一致するようになり、世間話もできるようになりました。一日におよそ四十軒~五十軒の個人宅や法人へ伺います。当たり前ですが、朝一番で伺ったお客様と私の会話は、その日一番最初の会話ですよね。私は、二十番目に伺うお客様でも、いつも自分にとって最初の会話と同じ気持ちで接するように心がけています。天気の話であったり、経済の話であったり、新鮮な会話にしていくことで、双方のコミュニケーションが次第にとれていき、より良い信頼関係が築いていけると考えています。何よりもお客様との「会話」を大事にしていくことが自分に対しての信用を得ると思います。ちなみに、私は一軒一軒バイクでお客様のところへ訪問するのですが、そのスタイルは大学時代のピザの配達のアルバイトと似ていて・・。経験って大事なんですね。

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尊敬している父

私の父親は結城市内の工場で働いています。私の仕事と全く業種は違うのですが「何でも一生懸命にやれ」「仕事も遊ぶも食べるも寝るもすべて一生懸命にやれ」といつも私に言ってくれました。その言葉が仕事や私生活での力になっています。言葉での教えだけではなく、実際の行動でも父の背中を見てきました。そんな父を私はとても尊敬していますし、父のような人間になりたいと思っています。

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名前を覚えてもらえる喜び

私が訪問するお客様は以前から取引のある方が多いですね。定期積金という毎月少しずつお金を預けることができるシステムをご利用いただいている関係で、最低毎月一回は訪問します。年に12回お客様のもとへ訪問するわけですから、お話をしていく中でお互いに打ち解けて、何気ない話や趣味の話で盛り上がったりすることもありますね。もちろんご新規様も担当します。私が今でも緊張するのは、一番最初の訪問です。相手はどのような方で何歳くらいの方かといったことが分からないので余計に緊張しますね。最初に訪れた時は、「信金さん」と呼ばれるんです。そして次に訪れた時は「集金来たよ」と言われます。その後訪問する回数を重ねていくと、「塚原さん」と名前で呼んでもらえるようになることがあります。その瞬間は本当にうれしいものですよ。「信金さん」ではなくて、名前で覚えていただくことでお客様との距離が近くなり、信頼関係が深まっていくと思うんです。

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使命感は「責任」

お客様から若輩者(25歳)の私に大切なお金の相談や、家計の話をしていただいたときは「信頼されている」と感じます。お客様の大切な財産を扱うわけですから間違いは許されません。法律も絡んできます。信頼されるためには必ず「責任」が伴うので、その「責任」の二文字を噛み締めながら行動しています。私の将来の理想像としては、地域の方々から愛着をもたれる信金マンになることです。デスクワークも大切ですが、人と話をするのが大好きである自分の個性を伸ばしていきたい。だから誰よりも早く外に出て、仲間でありライバルでもあるほかの営業マンよりも多くの件数を回って頑張っていきたいと思います。念願だった地元で働くことが叶った今、次は、地元の企業に元気になってもらえるような取り組みが重要です。そのお手伝いを担う我々信用金庫。融資はもちろん様々な角度から人や企業をサポートして、より地域を活性化させる、そしてひとりでも多くの方の笑顔が増えればいいなと思っています。

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私の強み・底力

私の強みは何事にもチャレンジすることです。分からないことや、初めてのことに対して、一歩踏み出せる勇気が、私には備わっている気がします。考えるより行動すること。考えすぎるとなかなか行動に移せなくなってしまいます。頭で考えるより体で覚えるような感覚で、失敗したら次に活かしていく。何度失敗しても、1回成功したら、今までの失敗は経験と呼ばれるようになりますから。なので、常に新しいことにチャレンジするように心掛けています。

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