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【しごとコレクション】

自分に合いそうな仕事・興味の湧く仕事を集める

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パティシエール

おおもり あかね

大森 あかねさん

21歳・日立商業高等学校出身

  • 3次産業
  • Hope Vol.5
  • パティシエール
  • 女性
  • 茨城県央
  • 飲食サービス

何年か後に振り返って、良い経験したなって思える仕事がしたい。

取材者からの紹介

高校卒業後すぐ、コサイに入社。職場の先輩と良い関係を築きながら、パティシエールとして日々成長し、楽しく仕事をしている大森さん。そんな印象を、インタビュー中に見せてくださった素敵な笑顔から受けました。単純作業も面白い作業だと思えるポジティブさは、私も見習いたいと思います。

やっぱりお菓子作りがしたい

私がお菓子作りに興味をもったのは中学生ぐらいのころで、その時は、簡単に作れるクッキーやチーズケーキなどを作っていました。高校2年生の時「将来、お菓子作りを仕事にできたらいいな」と思って、パティシエールになるための専門学校へ進学しようと考えていましたが、調べてみると県内には無いので、東京まで行かなければならなかったんです。そうなると、お金がかかるということで、専門学校への進学を断念しました。

でも、「やっぱりお菓子作りがしたい」と思って、お菓子作りの専門的な知識や経験がなくても働くことのできるお菓子屋さんの募集を探しました。そこでコサイと出会ったんです。コサイでは、いろいろな菓子細工なども扱っていて自分の技術が向上できると思いました。それに、なんと言ってもいつも多くのお客様で溢れているお店だから、そこで自分も働きたいと思ったんです。「忙しい仕事は嫌」だと言う人もいますが、私は、忙しいほうが充実感を味わえるし、そのほうが楽しいんです

手伝いをすることで成長する

いざコサイに入社が決まってみたら、不安がありましたね。というのも、同じ年の人はいなかったですし、ほとんどの従業員がお菓子の専門学校に通っていたので技術も知識もある方々でした。そんな中で高校卒業して入った私は「この職場でやっていけるかな?」という不安を感じていました。でも、家族や友人、働いている先輩からも「大丈夫だよ!!」と励ましてもらったことで、自信をもって働くことができました。

パティシエールに必要な技術は、入社後に先輩に教えてもらいました。最初の仕事は、焼き菓子の袋詰めなど簡単な仕事を教えてもらったり、ケーキ用ムースの仕込みをしたり、焼き菓子の仕込みをしたり、シュークリームにクリームを詰めたりですね。単純作業なところもあるんですけど、同じ材料からでも全く違う物ができる工程を見ることができて「面白い」と感じました。

私が入社してから心掛けてきたのは、先輩が作業をしていたら、その作業を手伝うことです。専門学校に通っていなかった分、知識や技術が未熟だったこともあります。手伝うことによって、知識や技術を覚えることができるので積極的に手伝うようにしていました。先輩方から『技を盗む』といった感じですかね。

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焼き菓子を袋詰めしている所です。一つひとつお客様を想って作業しています。

お客様は大切な存在

今は焼き菓子担当で、入口近くの大きなオーブンがあるところで作業しています。そこは、作業している所がお客様から見えるんですよ。なので、当たり前の事ですが、身だしなみを整えておくことや、お客様が入店された際に「いらっしゃいませ」と言うことにいつも気をつけています。

それから、子ども連れで来たお客様が、大きなオーブンでクッキーを焼いている様子を子どもたちと一緒に見てくださるんです。それで子どもたちが「ワーッ」と歓声をあげたり、驚いたりしているのを見ると私も嬉しくなるんです。そういうときはとても幸せな気分になりますし、やりがいを感じるところですね。

反対に、仕込みをする部屋など、お客様が見えないところで作業をしているときは、お客様の反応が分からないので、仕事へのモチベーションが下がってしまいそうになります。そういう時は「この作業を早く終わらせて、お客様が喜んでくれるお菓子作りの練習をしよう」と気持ちを切り替えて取り組むことでモチベーションを上げています。そういった意味で、私にとって、自分のモチベーションを高めてくれるお客様の存在はとても大切だと感じています。

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お客様の喜ぶ顔を見るのが、この仕事のやりがいです。私も元気をもらっています。

失敗してしまった時は絶対に謝る

今の課題は、焼き菓子などをちょうど良い焼き上がりになる、最適なタイミングで取り出すことです。オーブンにはのぞき穴があって少しだけ中が見えるんですけど、日によって湿度が変わってくるので焼きあがりが違ってきます。ケーキのスポンジなども同じで、出す時間が早いとつぶれてしまったりするのでそのタイミングを見極めなければなりません。始めのうちは失敗しないように、「これぐらいでいいですか」って先輩にしつこいぐらい確認していましたが、今では、徐々に感覚で分かるようになってきましたね。

私は、間違ってしまった時・失敗をしてしまった時には絶対に謝るということを働く上で大切にしています。これは、どんな職業においても当たり前の事ですが、中にはごまかしてしまう人もいると思います。もし、そのままにしてしまったら、失敗したものがお店に商品として並んでしまうし、お客様をがっかりさせてしまうんです。そして最終的には、お店の信用にもかかわってきてしまいます。もちろん、間違いや失敗などをして怒られるのは嫌ですが、自分一人の責任では無くて、お店全体の責任になってしまうということを意識して働いています。

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様々な調理器具を使ってお菓子作りをしています。

目標は先輩

「ジャパン・ケーキショー」というコンテストがあって、同じ職場の先輩がチョコレート工芸菓子部門で優勝したんです。その作品を見て「すごい!こんな作品が作れるんだ。」と感動して、そんな先輩と同じ職場で働いてるのがすごいなと誇りに思いました。

先輩方は、素晴らしい作品を作るのもそうですが、周りを片付けながら、手もエプロンも汚さずキレイに仕事をするんですよ。しかも作業は早いし、丁寧なんです。そんな姿に私自身憧れますし、いつかは先輩方のように「キレイ」な仕事ができるようになりたいと思っています。

今は教えてもらったレシピでお菓子を作っていますが、いずれは自分で材料や分量を考えて、オリジナルのお菓子を作れるようになれたらいいなって思います。そして将来は、オリジナルのレシピで作ったお菓子が並ぶ、カフェの様なお店を持ちたいと思っています。

そして、何年後かに、今の自分を振り返ってみて「いい経験したな」って思えるような、そんな仕事をしていきたいと思っています。

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従業員みんなが仲良く働いているので、職場には、いつも笑顔が溢れています。

先輩上司から一言

この仕事は朝が早いのでまずは遅刻しなければやっていけますね。朝6時くらいでも十分間に合うのですが、早い人で朝4時に来ます。早く来たら来た分、早く仕事が終わるんですよ。終わってから自分の時間で練習をしたりできるので、そういう人は成長が早いですね。

大森さんは、高校を卒業してから入ってきたんですよ。12月に研修で来て、18歳からこういう仕事は結構きついなとか思って、もしかすると研修で嫌になって入らないんじゃないかなという不安もありました。でも、入ってきたんですよ。想像以上に強い子だと思いましたね。

将来、ケーキ屋さんになりたいとか、そういう話はまだしていませんが、自分が思ってることは、女の子で生まれた以上は結婚して幸せになってほしいですね。仕事を頑張るのもいいですけど、最終的には幸せになって欲しいと思います。

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