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【しごとコレクション】

自分に合いそうな仕事・興味の湧く仕事を集める

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アパレルショップ店長

おおくぼ ゆき

大久保 夕紀さん

26歳・石岡商業高校〜つくばビジネスカレッジ専門学校出身

  • 3次産業
  • Hope Vol.7
  • アパレルショップ店長
  • 女性
  • 小売
  • 茨城県南

大好きな仕事だから、妥協はしたくない。「仕事」と「遊び」にメリハリをつけて、生活を充実。

取材者からの紹介

可愛らしく、優しい印象の大久保さん。でも仕事に対しては一本筋の通った、自分をしっかり持った女性でした。お客様への想いや気配りが細やかで素晴らしく、このような接客はお客様を楽しませ、そして幸せにするだろうなと感じました。いま現在、店長として働きながらも、入社時にお世話になった憧れの店長を目標にし、常に上を目指す姿も格好よく、いつまでも女性が憧れる販売員でいて欲しいなと思いました。

洋服が好き+接客が好きだから、選んだのはアパレルの店舗スタッフ

小さい頃から洋服が好きで、高校へ通っていた時からすでに、アパレルの仕事をしようと思っていました。「人と接する」ことも好きだったので、服飾関係の仕事でも、デザイナーや縫製より、アパレルの店舗スタッフに憧れていました。

実は、AS KNOW AS(アズノゥアズ)というブランドを知ったのは就職する直前でした。学生時代の自分の服装は系統も今とは違っていて、あまり縁のなかったお店だったんです。就職活動中にこのブランド名を知り自宅近くにこのお店があると知って、すぐにお客として行ってみました。その時のスタッフがとても和やかな印象で、丁寧に接客してくださり、そこにとても惹かれました。元々アパレルの仕事なら、自分の知らないブランドでもやってみようと思っていましたし、お店のスタッフの印象も良かったので、「ここで働きたい」と思いました。

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この冬オススメの着こなし

社会人になると責任感が生まれる、生半可な気持ちでは働けない

社会人になって学生の頃と変わったことは、時間配分をしっかりと行うようになったこと、そして行動する時間が決まっているので、自然と生活のリズムが整ったことです。学生の頃、私は時間にルーズでしたが、社会人になると、何時から何時まで店舗の清掃をする、オープン準備をする、というように「時間」で全てが決まるので自然とそうなりました。

また、責任感を持つようになりましたね。社会人になると全て自分の責任になるし、手抜きをすると結局は自分にはね返ってきます。だから、生半可な気持ちでは働けないし、“大好きな仕事だからこそ、きちんとやろう”“妥協しないようにしよう”と思えます。責任感を感じるようになってからは、精神面も身体面も自然とタフになりました。精神面ではミスしてもうじうじ落ち込まず、気持ちを切り替えるようにしています。落ち込んだまま接客することは、せっかく来てくださったお客様にも大変失礼なこと。切り替えるタフさは必要です。身体面では、「仕事」と「遊び」にメリハリをつけて、生活を充実させています。忙しく多少大変でも、その方が気持ちも元気になりますね。

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入荷商品を早速店頭へ

私たちしかできない接客を、接客がやりがいへ変わる

大切な仕事の一つに、お客様との会話があります。毎日、様々なお客様がいらっしゃるので、会話が毎回異なります。それがまた楽しい。私がこの仕事を続けている理由ともいえます。

会話は本当に大事で、印象に残る接客を心がけています。例えば、私たちスタッフに知識や情報がないとお客様との会話が弾まないので、スタッフ全員で新しい情報を共有したり、朝礼で「今日話すこと」を決めたりして、情報を豊かにしています。会話をして、その場を楽しんでもらうことで、私たちのところに多くのお客様が来てくださればと思っています。印象に残る接客をすれば、そのお客様が一度帰られても、必ず戻ってこられると思うのです。「ここに来ればあの人に会える」「あの人に勧められ、この服を買ってよかった」と言われると本当に嬉しいので、更に頑張ろうと思えます。

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さらに良い仕事をするために地域性を出していくことも大切

私たちは常にお客様から見られるお仕事なので、歩き方や姿勢・着こなし等は意識しています。着ている服も、その時に店頭に並べている服を着ています。お客様が購入する際の参考にしてもらえますし、「新作ですよ」と言ったりして会話も弾みます。この仕事をしていると、誰よりも先に新作を見られることは楽しみですね。そして私自身も、お客様のように楽しく洋服選びをしています(笑)。

また、別のファッションビルに行って、着こなしやレイアウトを学ぶこともあります。色々なお店を見ることは面白いですし、何より勉強になります。流行ももちろんあるのですが、お客様はこの地域で生活している方がほとんどなので、地域性を出していくことが大切。地域の人々に合った着こなしやレイアウトを考えていくことを心がけています。また、知識やマナーを身につけ、言葉遣いや姿勢にも気をつけています。アパレルのお店は他にもたくさんあるので、どうすればお客様に私たちのお店を選んでもらえるのかを課題にして、常に考えるようにしています。

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今年の新作なんですよ

自分の一部である仕事、これからも成長していきたい

私にとって、働くことは生活の一部であり、私自身から切り離せないものです。仕事があるからプライベートも充実させようと思えるし、働くことが生活の軸になっていて良いリズムを作ってくれています。店長になって2年程になりますが、まだまだ経験不足。学ぶことも多いです。一緒に働くスタッフがいてこその店長なので、もっとみんなを引っ張っていける店長になりたいと思っています。

私が入社した頃にお世話になった店長は自信を感じさせ、決めたことは貫く格好いい方で、今でも私の憧れの存在です。これからもっと経験を積み、様々なことを学ぶことで、彼女のような店長になれるよう頑張っていきたいです。

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