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【しごとコレクション】

自分に合いそうな仕事・興味の湧く仕事を集める

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飲食業事務

いせ けんと

伊勢 健人さん

25歳・私立岩瀬日本大学高等学校〜茨城大学出身

  • 3次産業
  • Hope Vol.9
  • 男性
  • 茨城県西
  • 飲食サービス
  • 飲食業事務

様々な経験の積み重ねが、楽しさや幸せの礎を築いてくれると思っています。

取材者からの紹介

インタビュー中もその笑顔を絶やさずにお話してくださった伊勢さん。質問にも一つひとつ丁寧に答えてくださり、真面目な方だという印象を受けました。また、業務に必要なパソコンの知識を独学で身に付けたということで、努力家なのだと思いました。落ち着いた雰囲気の一方で、仕事や会社に対するとても熱い思いをお持ちの方です。

社長に惹かれた

私がこの会社を知ったのは合同企業説明会に参加した時でした。その説明会で特に印象にのこったのが、目上の人やお世話になった人すべてを自分の親と思い、誠心誠意尽くすことを意味する「親孝行」「人間大好き」という坂東太郎グループの経営理念とその社風でした。個別説明会で社長が熱く語った興味深いお話…、社員の幸せを大切にしたいという気持ちがビンビンと伝わってくるんです。まさに「社長に惹かれた」瞬間でした。この会社には、私自身が幸せになれる何かがある…、入社を決めた大きな理由です。働いてみて実感するのは、「まだまだ自分は未熟である」ということです。楽しさだけでは仕事はできません。役割を果たしていく中での、様々な経験の積み重ねが楽しさや、幸せの礎を築いてくれると思っています。その意味で「まだまだ、道半ば」という感じでしょうか。

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学生時代
学生時代は、おもにボランティアにちからを入れ、月に2回ほど養護老人ホームを訪問していました。そこで、高齢者の方々と会話を楽しんだりコミュニケーションをとったりしました。とにかく、今も昔も人と関わり合うのが大好きです。

お客様にも気持ちが伝わっている

入社して1年間は店舗で働いていました(現在は本部に勤務しています)。店舗で働き始めた当時はとにかくがむしゃらにやっていたので、1カ月くらいすると疲れがピークに…、そんな時、常連のお客様が「元気がないね。大丈夫?」と心配して声を掛けてくださったんです。お客様は、自分が思っている以上に従業員を見ているんだと思いましたね。「お客様を心配させてはいけない、もっとしっかりしなければ!」と、気合いを入れ直しました。一方で「親孝行」の気持ちで接客を続けてきた想いが伝わっている。だから、親のように心配していただけたのだ、やってて良かったなって思いました。今でも、人手が足りない時は店舗の手伝いに行きます。そこで「伊勢さん、いい笑顔だね」とか言われると嬉しくなりますね。お客様から元気をもらっていることをあらためて実感しています。

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本部は一つしかない

坂東太郎グループ直営の65店舗をサポートするのが本部の役割のひとつです。各店舗スタッフの「困ったな」「分からない」などの声に応えていくこと、様々な問題を解決していかなければならないのが本部の使命だと思っています。そして唯一の存在である本部。

そこで働いているという自覚が、自分を奮い立たせます。

今の私の仕事は、店舗からの要望を受けた食器や備品等の発注や、通販サイトでご注文いただいた商品を梱包してお客様に発送することなどです。店舗で使用する商品メニューのデータ作りもやっています。季節のメニューは春夏秋冬の4回それぞれにリニューアルされていきます。変更に応じて、お客様から注文を取る端末やレジの内容を変えていかないといけません。そのデータを本部から各店舗に配信するわけですが、いくつも工程があって、とても時間がかかるんですよ。その大役を任された以上、作業の優先順位と綿密な計画を立てながら責任をもって取り組んでいます。ですから、メニューの切り替えがうまくいった時は本当に嬉しいです。何よりほっとします。

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チャレンジするようになった

学生の頃はあまり新しいことに挑戦するタイプではありませんでしたが、社会人になって、何でもチャレンジするようになりました。実際にチャレンジしてみると、5回のうち3回失敗で、2回はうまくいったり…。失敗で学ぶことも増えますし、成功は自信につながります。この両方の積み重ねで力量が大きくなると思っています。そしてこの力量の積み重ねが、会社の発展に繋がっていくのです。今私がチャレンジしているのは、物販事業をより一層盛り上げる新しいアイデアを出すことです。物販といってもいろいろありますが、私どもの場合は、通信販売や道の駅などでオリジナル商品を販売させていただいております。できるだけ多くのお客様にご利用していただけるよう、商品の案内方法やディスプレイの仕方等に工夫をこらします。自分自身の持つアンテナの感度によって出てくるアイデアの質も変わってくるので、そのへんを意識しながら、日々行動しています。

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自分の役割を見つける

働くということは、「自分だけにしかできない真の役割を見つけること」なのではないでしょうか。最初は上司から仕事を与えられますが、精一杯取り組んでいくうちに、そのスペシャリストになっていくのです。「これは伊勢にしか頼めない」「伊勢ならやってくれる」と思ってもらえるような信頼感と責任感。そして、それが本当の意味での「自分の仕事」になって、「自分の役割」になるのかな、と感じています。役割があると、不思議と仕事にやりがいや楽しみが生まれるんですよね。最近、私にも部下ができまして、もちろん彼にも真の役割を見つけてもらいたいですね。そのためにも、私が上司にそうしてもらったように、様々な仕事を教えて、全力でサポートをしていこうと思います。その部下にとって私は「親」ですからね。

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私の強み・底力

私の強みは、どんなことでも前向きに捉える姿勢です。たとえば、仕事でミスをしてしまったとしても、「次は同じミスはしない、これは学びのチャンスなんだ」と捉えて仕事をしています。だから、ミスを怖れてチャレンジしないという発想はありません。常にあらゆる仕事に挑戦しています。また実務面では、本部事務所でPOSシステムの設定を担当しています。POSシステムのことなら社内で誰よりも精通している、問題を解決できる自信があります。社内で誰にも負けない分野があることが強みです。

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