地元に貢献したい

子どもの頃は甲子園を目指してひたすら野球に打ち込んでいました。ずっと茨城県で暮らしていたこともあり、将来も茨城県内で地元のために働きたいという強い思いがありました。また、人と接する事が好きなので、仕事も人との関わりが強いものをと考えていました。そこで、地域に密着していて、お客様と直接関わる事が出来るけんしん（茨城県信用組合の愛称）で働くことを決めました。私は今、渉外係を担当しています。渉外係というのは主にお客様のところに伺い預金のお手伝いや融資に関する相談などを受ける仕事です。直接お客様のご自宅やお勤め先等を訪問してお話をしながら、お客様が何を求めているのかを把握して、きめ細やかなサービスを提供できるように努めています。

信頼関係を築く

お客様との良い関係をつくっていくことはとても大切です。相談を受ける前に頻繁に伺い、コミュニケーションをとりながら信頼関係を築いていきます。一人ひとりの信頼関係が、けんしん全体の信頼につながるとっても大事な仕事だと思っています。最初はお客様との距離が遠く、踏み込んだ話はなかなかできないものです。まずは自分がどんな人物なのかを知ってもらうこと、そしてお客様の話をよく聞いて、何を必要としているのかを正しく理解していくことから始めていきます。私が担当になってから、どんどん取引が拡大していったお客様がいらっしゃいました。そのお客様とは、いろいろな問題や課題などを一つひとつ話し合い、一つひとつ解決していきました。そのコミュニケーションの積み重ねが信用を築き、ご満足をいただけたようです。心に強く残っているエピソードがあります。私が転勤するときにそのお客様が、一緒に泣いて下さったことです。忘れることのできない喜びと感謝の念、今でも当時のことを思い出すと胸が熱くなりますね。

地域のために

お金に関わる仕事とは…。基本的にはお客様のご要望に応えられるように努力をすることが第一です。しかし、そのご期待に応えることが出来ないときもあります。お客様の生活に関わる場合もあるので、すごく辛いですし、自分の無力さを感じてしまうときでもあります。お客様にとって厳しいお話をしなければならない…、避けられたり、良くない印象を持たれてしまったりすることもあります。いろんな思いが頭を巡ります。

私たちの会社は中小企業のお客様にとってなくてはならない存在だと思っています。中小企業をご支援していくのが信用組合の役目ですし、地域をご支援しながら一緒に成長していかなければなりません。景気が良くないときは、生活が厳しくなるお客様が増えてしまい、お店をたたまざるを得なくなるお客様もいらっしゃいます。そういった時に私たちが最後の砦となって、お客様を支えていかなければならないと感じています。地域の経済を支え続けていくことが私たちの役目であり、そういう存在にならなくてはいけないのです。

責任感と気配り

どんな仕事にも責任感をもって取り組むことは、当たり前です。特にこの仕事は、生活、そして企業活動の根本に関わらせていただく特性があります。その意味でも「責任感」について、いつも意識しています。会社の代表としてお客様のところに伺うわけですから、私一人の無責任な対応が、けんしん職員全員のイメージダウンにつながってしまいます。そうならないように自覚を持って行動しています。小学校から高校まで真剣に取り組んだ野球で身についた礼儀や挨拶、そして仲間を思いやる気持ちが、私の原点なのかもしれません。細かな気配りにも注意しています（相手が受け取りやすいペンの渡し方やお札の向きを揃えるなど）。配慮を欠いてしまうとお客様に不愉快な思いをさせてしまいますからね。一つひとつの気配りの積み重ねを大事にするようにしています。

感謝を伝えたい

これからの目標は、満足度地域ナンバーワンの金融機関になることです。地域に密着し、地域経済の発展を支え続けていくのが私たち「けんしん」の使命だと思っています。お客様から必要とされる存在でありたい。「大和田さんなら頼りになる、ぜひ相談させて欲しい」などと多くのお客様に言って頂けるようになりたいです。

また、「今の私があるのは、お客様一人ひとりに育てて頂いたから」であり、それをいつか恩返ししたいと思っています。入社したばかりの頃にお世話になったお客様のもとに伺い「おかげさまで支店長になりました。ありがとうございます」って成長した姿を見せたいですし、今までの感謝の気持ちを伝えたいです。そのために一歩一歩、努力して信頼を積み重ねていきたいです。

私の強み・底力

チームワークの大切さを野球で学んだので、仲間と協力しやり遂げる重要性を常に感じています。その為、責任感は人一倍強く、やるべき事や任された仕事は全うする様に努めています。『やる時はやる。休む時は休む。』をモットーにしている為、ストレスを溜めないよう気持ちにメリハリをつける事が出来ます。仕事をする上では、情熱・感動・好奇心の3つを大切にしています。以前、お客様から教えて頂いたこの言葉が私の底力となっています。