しごとCHANNEL365【シゴトチャンネルサンロクゴ】

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【しごとコレクション】

自分に合いそうな仕事・興味の湧く仕事を集める

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出版

すみや けいた

住谷 圭多さん

27歳・佐和高等学校〜杏林大学出身

  • 2015年
  • 3次産業
  • 出版
  • 男性
  • 茨城県央

雑誌を作る仕事

取材者からの紹介

いきいきとした様子で仕事を語る住谷さん。兼ねてから情報を発信する仕事に憧れていたというだけあってこの仕事を心から楽しんでいるようでした。お客様と関わり合いながら広告を作り上げていく姿勢にこの仕事の新たな一面を学ばせていただきました!

私は月刊サクラサクライフの広告の営業から編集までの流れを担当しております。お客様のところにお伺いして、打ち合わせをして広告をどういった形で出すかというのを決めていくのが業務の内容です。広告作りでは、写真撮影から編集まで一連の業務を担当しております。

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提案力を武器に世に出て読者に響く広告を

お客様のところに行って「どうしたいですか?」って聞くのは簡単だと思うんですよ。例えばヘアサロンさんで「今月はどうしますか?」、「何をメインに載せますか?」っていうのは誰でも聞ける簡単なことです。ですが私はお客様主体ではなく、こちらから働きかけて、現状を把握したうえでどんな広告がいいのかを考えるようにしております。立地や、お客様の年齢層、現状のメニューを踏まえたうえで、「お客さんの数が減っているから来月はこうしましょう」っていうような提案を行っています。

入社したばかりの頃はどうしても受け身になってしまっていました。お客様のところに行って「どうしますか?」、「何載せますか?」って聞いて、「あれ載せたい・これ載せたい」というのを聞いて「分かりました」って言ってそれだけで作ってきていたんです。お客様も正直載せたいものを載せたのでそれが形になってくればよしってなるんです。でも、果たしてそれが読者の方々に響くか、というと分からない。お客様が「やりたい」って言ったことを広告のプロが何も考えないで載せてしまっているので、それはもちろん反響が出るわけがないんですよね。
なので、お客様がやりたいと言ったことをまとめて、より良い載せ方を提案していくようにしています。

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提案のカタチはさまざま

通常は1ヶ月ごとにお客様と契約をします。業種ごとに広告をうち出していくタイミングが変わってくるので、お客様によっては年間スケジュールを出して提案をしていきます。ヘアサロンさんであれば、春の前は髪の毛を切りたくなるタイミングなので、その頃に広告を大きく出してそれ以外は小さく出したりもしますね。飲食店さんだと、4月の歓送迎会や8月の暑気払い、年末年始の時期の忘年会や新年会というのがあります。この時期に広告を出すというのは当然ですが、それ以外の数ヶ月間でどういった提案をしていくかを大切にしています。提案が無ければかき入れ時に集客したいだけの広告になってしまって、それ以外の時期はお店さんも暇になりやすいです。なので、暇にならないように、かけた費用以上に売り上げを出せるような提案というのを常に心がけて行っております。

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“魅力”に気付いてもらう

広告を専門に扱っている身として、一番嬉しい事は、お客様から「売り上げが上がったよ」、「提案で取り入れたプランの反響がよかったよ」と言われた時です。
メニューの料金設定に関わることもありますが、自分の提案が受け入れられずに何度も何度も考え直す段階では苦労もあります。でも、自分の考えたアピールの仕方や提案に納得していただいて、それが世に出たときに「とても反響あったよ」と言われるのがすごく嬉しいですね。以前、お店の内観に自信がなく、メニューのみを掲載していたお客様がいたのですが、自信をなくすような内観ではなかったので、あえてその内観を武器に、「広告内で内観写真を大きく使いませんか?」という提案をしました。それから「そんなふうにやってみようか」ということになり、その広告はお店の方にもお客様にも好評で、しばらくこれでいこうということで連続掲載をしていただいたことがあります。毎日自分のお店を見ているといいところがだんだん分からなくなってしまうということがあります。なので、お店さんが見逃しているよさに私たち営業が気づいてあげて、それをアピールするような提案をしたりします。そういうことができたときには嬉しく思います。

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やってみて知った営業のおもしろさ

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学生時代は、仕事はやらなくてはいけないものだと思っていたので、やりたくないと思っていました。人と会わなかったり、事務的な仕事を会社に引きこもってやりたいと思っていたんです。営業マンという仕事に関してはよく知らないまま、知らない人と話したり謝るのが仕事、というようなイメージがあり、「ストレスが溜まりそうでいやだな」なんて思っていました。でも実際なってみて、お客様に喜んでいただけた時は嬉しいし、みんなでひとつの雑誌を作り上げることに達成感もあり、すごくいい仕事だなって思います。何でもやってみないとわからないっていうのはありますよね。雇用が不安定な時期に就職活動をしたこともあり、大きな企業に入らなくちゃならないとか、長く勤められる企業じゃないととかそういうことばっかり頭においてしまって自分のやりたいことを考えなかったというのはありますね。やってみないと分からないと考えるようになったのは学生時代から入社して変わったところかなと思いますね。

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会社概要

株式会社常創は広告戦略のプロフェッショナルとして、新しいコミュニケーション文化の創造により、お客様との信頼関係を築き、ともに成長を続け、地域社会に貢献していきます。

会社名 株式会社常創
設立 平成10年10月6日
従業員数 46名(平成27年7月現在)
資本金 1,500万円
代表取締役 宮角 晶裕
事業内容 広告・印刷・ホームページ制作・看板制作・イベント企画・取材編集
ホームページ http://joso.cc/