2ch
【しごとコレクション】
自分に合いそうな仕事・興味の湧く仕事を集める
清掃
くりやま ゆうた
栗山 雄太さん
29歳・常北高等学校出身
- 2015年
- 3次産業
- 専門・技術サービス
- 清掃
- 男性
- 茨城県央
リハビリで始めた掃除の仕事
得意なのはエアコンの清掃
主な仕事内容は施設・会社の定期清掃、床などの清掃と一般宅の掃除、キッチンレンジ、床、ガラスなど全般の清掃です。お客様の割合は全体としては企業の方が多いですが、夏や年末には一般のお客様のご依頼が増え、主にレンジなどキッチン周り、浴室、エアコン清掃の注文を多くいただきます。その中でも自分はエアコンの掃除が得意ですね。エアコンは分解して内部洗浄をしますが、経験のない方にはできません。市販されている清掃用の器具もありますが、表面の汚れしか落とせない事が多いので、プロに頼むのが一番ですね。正しく清掃ができる様に、エアコンの機種や清掃方法などを学ぶ勉強会も月に2回行っています。
元々別の仕事をしていて、結構大手の会社で3年ほど働いていたんですが、それがどうしても粉塵など体に悪いものを吸いこんでしまう環境での仕事だったんです。それで、肺の病気にかかってしまって入院することになってしまいました。仕事を辞めるしかなくなって、「体が前のように動かなくてもできる仕事」を考えた時、本当に簡単に「掃除だったら出来るかな」と思ったんです。ヤケになっていた部分もあったのかもしれません。体が動くようになるまででも、と思っていたので、僕が考えていたのは簡単な水拭きやほうきでの掃除だったんです。
ですが、実際は高いところのエアコンなど手の届きにくい場所の掃除が多く、僕がイメージしていたよりもかなりの肉体労働で初めは大変でした。でも、「入ったからには会社の為に」と、講習会でエアコンやガスコンロの掃除の仕方を一から勉強しました。イメージと違っていた仕事を続けていられるのは、前の仕事がきつかったので案外平気だったのもありますが、掃除も教わってみるとなんだかんだ奥が深くて、面白かったんです。細かい掃除の手順にもちゃんと理由があったりして、「なるほど」と思えるんです。完璧にできたときには達成感もありますし、お客様に感謝されるとダブルで達成感を得られるんです。
会話をしながら気持ちを汲み取る
お客様としっかり話をして、その中でどこを念入りに掃除してほしいのか聞いたりすることが必要なので、お客様とコミュニケーションをとることを大切にしています。その上で、お客様の気持ちになって考えることが一番大事だと思います。お客様がどう思っているのか、お客様がどこまで求めているのか考えて作業しないとやっぱりお客様の満足は得られないですね。たとえ自分では綺麗に清掃したと思っても、お客様の気になっている部分と違うところを掃除していたら意味がないんです。もちろん限界はありますけど、やっぱり喜んでもらいたいので「やるだけやらないと」と思います。会話はなんてことない、全然関係のないことから始めて、「ここ気になるんですか」といったように聞いたりすることが多いです。お客様のことを知りたいから話す、自分のことを覚えてくれたらいいな、といったような感じです。
辛いときは誰かに話す
辛いときには上司に相談しました。自分は人見知りでなかなか人と話せないんですが、上司が良い人で、話しやすい人だったんです。なので大体の悩みは上司に相談することで解決しました。相談すると、上司が動いてくれたりもしたので、また頑張ろうかな、という気持ちになりました。
クレームを受けて苦しかったこともありますが、その時はとにかく空いた時間にまめにお客様の家に伺って、できるだけお客様の話を聞きました。会話することで、お客様はどう考えているのか、それに対して自分はどう考えるかなどお互いの考えを知ることが出来ます。解決できるかどうかは別なんですけどね。その経験はとても勉強になりましたし、次から他のお客様に対応する時にも気を付けるようになりました。実はクレームをもらったお客様から指名をいただくこともあります。不思議に思いますが、思っていることをすべて話したので、信用していただけたのではないかと思います。
また、この仕事でお客様と話すようになってから、ストレスを溜め込むことが無くなったように思います。前の仕事はがっつり現場だったので、人とあまり関わらず、話を聞いてもらうこともなかったから逆にストレスが溜まっていたのかなと今では思います。
学びはじめたのは社会人になってから
昔と変わったと思うところは、責任感が強くなったところだと思います。チーフとして現場を仕切ったり、スタッフに指示を出したり、作業工程を作ったりなど全部自分でやるんですけど、そういう責任のある仕事をしている事は以前なら考えられなかったですね。茨城ケアシステムズで仕事を始めてから、すごく成長したのではないかと思います。僕の場合、社会人になってから学び始めたように思います。仕事を始めて資格なども必要になりましたし、本当に小学校のドリルからもう一度学びました。学生時代は正直勉強はあまりせず、遊んでばかりいましたし、仕事について深く考えたことはありませんでした。その頃の自分からしたら今の自分は信じられないです。
夢は特例マネージャー
大まかな目標としては仕事をもっと覚えて会社のために動き回りたいです。まだまだ学ぶことは多いので。明確な目標としてはマネージャーになりたいですが、現場が好きなので、上に行って現場に行けなくなるのは嫌ですね。マネージャーは営業が主で現場に行くことは基本ないので。今のクルーチーフという立場は現場でスタッフを引き連れて仕切る仕事で、教える立場でもあります。今の仕事も割と大変といえば大変なんですが、やっぱり上にはいってみたいですね。未知なので、どんなもんなのかな、と。でもやっぱり現場でお客様と話す機会もなくしたくないので、現場も行くマネージャーになりたいです。今はそんなマネージャーはいないので、目指したいですね。
会社概要
茨城県内のお客様へ、ダスキンの予防管理・お掃除のプロとして毎日の暮らしの中でのお悩みなどを解決するお仕事を行わせていただいております。会社名 | 株式会社茨城ケアシステムズ |
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設立 | 昭和60年 |
従業員数 | 92名 |
資本金 | 1,000万円 |
代表取締役 | 本田 慶太 |
事業内容 | ダスキン ケアサービス事業(清掃、家事代行、害虫防除)住環境コーディネート事業 |
ホームページ | http://ibaraki-care-systems.com/ |