仕事をしていく上で重要なのは「失敗を恐れずチャレンジしていくこと」だと思います。私自身、今まで「目立ちたくない」という気持ちが強く、仕事も事務職などのサポート側に回る方が断然楽だったんですよね。でもこの会社に入ってから、人事の仕事を任せられるようになり、「次は広報をやってみないか」とか「こういう業務も向いてると思う」と提案して頂けて。「せっかくそう言ってもらえるなら、駄目もとでもいいからやってみよう」と思いました。任される仕事が増えるごとに、自然と自信も少しずつ付いてきた事が自分の中ですごく大きくて。
以前は、ネガティブ思考で新しいことに挑戦するのも億劫だったのですが、自信が付いた事でどんどん積極的になれました。新しい事を始める時は誰もが不安だと思います。でも不安だからといって挑戦しなければ絶対にその壁を自分は超えられないですし、チャレンジしてダメなら何がダメだったかを考えて、また次に繋げていけばいいのです。

初めてこの映画を見たのは社会人になったばかりの頃で、当時は学生と社会人とのギャップをとても感じていました。ストーリーの中で「人は変えることが出来ないから自分が変わらないといけない」というフレーズが出てきて、それが当時の自分にすごく刺さりました。自分よりずっとキャリアのある大人たちの中で仕事をしていくには、良好な人間関係や信頼関係を築いていかなければなりません。そのためにもまずは、自分自身が変わっていくことが必要なんだと気付かされました。また、自分の好きなことを仕事にできる人は、ほんの一握りです。この映画の主人公も自分のやりたかった仕事じゃないところから始まるのですが、一生懸命努力をしてその仕事をしていくうちに、どんどん輝いていく姿がすごく素敵で。この作品を観ると社会人の原点に戻れる気がして、私にとって大切な、大好きな映画です。