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【The TOP ~社長の仕事~】
社長って普段どんな仕事しているの?
有限会社エイトプランニングオフィス 代表取締役社長
よしざわ しゅうじ
吉澤 収二さん
63歳・茨城県日立第一高等学校出身
- 3次産業
- 写真
- 男性
- 茨城県北
- 茨城県南
- 茨城県央
御社は何をしている会社ですか?
基本的にはいわゆる「写真館」で、一般の人の写真を撮影するという写真館の仕事がベースになっています。その他に、美容や貸衣裳を含め事業を展開しています。写真を撮影するためのトータルサービスを提供しています。また、幼稚園の入園式での撮影もありますし、企業の製品を撮影やファッションビルの宣伝の為の商品の撮影など、多岐ににわたって様々な撮影をしています。
社長のお仕事はどのような仕事ですか?
リーダーには、「それ行くぞ!」と引っ張るタイプと、逆にみんなの後押しをするタイプと2つあると思うのですが、私はどちらかというとみんなを後ろから押して「みんな先に行って」という感じに考えています。会社を一つの船に例えるならば、船の進む方向性を決めること。経営をしていく上で、難しい問題に直面しますが、結論を出さなければいけない時に最終判断をすること、結果に対して全責任を負うことというのが社長の仕事です。
若いころはずっと現場で写真を撮り続けていたのですか?
会社は自分が立ち上げたのですが、若いころはカメラマンとしてずっと撮影をしていたんですね。会社がある程度大きくなっていく中で後から経営の勉強をしてきました。
カメラマンになろうというきっかけは2つあります。一つは、好きな女の子の写真を撮りたかったこと。これは中学2年生の時です。もう一つは、高校生のときに、ベトナム戦争の取材をして世界的に有名になった報道カメラマンの岡村昭彦の本を読んで、自分も報道カメラマンになりたいなと思って、東京の学校に進学して写真の勉強を始めたんです。
郷里に戻るつもりはなかったのですが、仕事に行き詰ってきた時に、自分の女房のお袋さんの「戻ってきて商売でもやったらいいんじゃないの」という一言がきっかけになりました。その一言が無ければずっと東京にいたでしょうし、写真は撮れるけれども商売の勉強はしていないわけですね。私自身、写真館で修業したこともないですし、学校には行っていましたが中退していますので、写真の技術とか知識ってのはほとんど独学なんですね。なので沢山のことを勉強しました。独学ってことに少しコンプレックスがありましたので、その分余計に頑張って勉強しました。