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【The TOP ~社長の仕事~】
社長って普段どんな仕事しているの?
有限会社エイトプランニングオフィス 代表取締役社長
よしざわ しゅうじ
吉澤 収二さん
63歳・茨城県日立第一高等学校出身
- 3次産業
- 写真
- 男性
- 茨城県北
- 茨城県南
- 茨城県央
会社をやるときに不安や迷いはありましたか?
全部ですね。経験がないわけですからね。写真は撮れますけども、写真館の経験もないですし、商売をやった経験もありませんので本当に全部不安でした。茨城に戻った時、娘と家族3人で女房の実家に居候しました。女房の実家は商売をやっていたので、そこで2年半ほど商売の勉強をさせてもらっていました。
石の上にも3年で、3年やってダメだったらまた東京に帰ろうよという風に女房と話していました。スタートしたころは本当に売上より支払が多く、2年目ぐらいまでは赤字という状態でしたけど、3年目にある大きな結婚式場の仕事をもらえたという幸運があって、それが軌道に乗る大きなきっかけでした。とにかく赤字状態の会社を何とかしなくてはいけないわけですよね。5日間連続してその結婚式場の営業に行きました。1日目に行って門前払いという感じで、2日目に行って自分の撮った写真を持って行って「とにかく見て下さい」と、3日目はそれを「どうでしたか?」と聞いて、また4日目・5日目と行って…その間、全然経営者に会えなかったので、気持ちも滅入っていました。5日目のその日はすごい大雨が降っていて心も折れそうでしたが、「行かなきゃいけない」ってことで行ってきました。すると大雨のおかげで経営者が出かけないでいたんです。5日目にして初めて話をすることができて、仕事につなげることができました。それから10年くらい経った後に「どうしてあの時うちを採用してくれたんですか?」と聞いたら、「色々な人が営業に来ていたけど、写真を見て一番良かったからだよ」という話をしてくれました。
とにかく分からないことだらけの中で一生懸命やっていたことは確かなので、そういうものが映っていたというか、相手に与えることができていたのかもしれません。
これから社会に出る君に贈るエール
これが一番難しい質問ですね。年の差があるので今の若い人たちにっていうのは本当に難しいと思いますが、自分が高校生だった頃を考えると、何かになろう・何かやろうというのは割とはっきりしていました。私の場合は、ひとつの何かを表現したいというのがあって、それが最終的に写真・カメラという選択になりましたが、ぼんやりとはそういうことを考えていました。
自分がそれまでやってきたことの延長線上にしか自分の未来はないですから、今が大事です。今何をしているのかというこが未来を決めてしまうことを理解して今を大事に生きて欲しいと思います。
会社概要
エイトスタジオグループは、一般記念撮影・婚礼写真などの写真撮影や、レンタル衣裳サービス、美容サービスを行っている企業です。「思い出プロデュースの達人」を企業理念に、写真を通じて、七五三・成人式・結婚式など、人生の大切なライフイベントが未来にわたって素敵な思い出になるようお手伝いをしています。創業37年、茨城県内に直営8店舗、「日本一楽しい写真館」を目指して、“明るく・楽しく・元気に”日々邁進しております。
会社名 | 有限会社エイトプランニングオフィス |
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設立 | 昭和53年 |
従業員数 | 社員30名、パートスタッフ80名 |
資本金 | 500万円 |
代表取締役 | 吉澤収二 |
事業内容 | 写真撮影(一般記念撮影、婚礼写真、コマーシャル撮影、レンタル衣装、美容室) |
ホームページ | http://www.eightstudio.com/ |