しごとCHANNEL365【シゴトチャンネルサンロクゴ】

MENU

3ch

【The TOP ~社長の仕事~】

社長って普段どんな仕事しているの?

main.jpg

ムーヴマウンテンズ 中小企業診断士経営コンサルタント事務所 代表

やまうち あきひろ

山内 昭廣さん

35歳・下館第一高等学校~山梨大学出身

  • 2015年
  • 3次産業
  • 専門サービス
  • 男性
  • 茨城県南

全力でお客様の力になりたい

pic01.jpg

中小企業診断士でありながらサラリーマンという、二つの顔を持つ山内さん。気さくで明るく、最初の印象は、冗談を言って笑わせてくれるお兄さんのような人ですが、仕事の話になるとその印象は一変。こちらの質問にも、一つひとつ真剣に答えてくださいました。仕事で困難にぶつかっても、「高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな~」という、ある有名な歌が頭に流れるそう。仕事への情熱は、人一倍です。

学生時代から意識していたこと

pic02.jpg

学生時代は、勉強よりもアルバイトに専念していました。中小企業診断士の存在すら知らなかったですね。家庭教師派遣のアルバイトでは、営業達成率全国1位になった経験もあります。訪問したその日に契約をとることを目標にし、訪問先のお子さんの苦手分野を一緒に分析し、解決していくなどというスタイルを心掛けていました。その時から常に「何かを達成するためにはどうするべきか」を考えていた気がします。当時の経験は今も役に立っていますし、そこで営業の楽しさを知りました。

相手を知って、全力で向き合う

診断士の資格を取ろうと思ったきっかけは、以前勤めていた会社で倒産を経験したことです。
私が立ち上げた部門は売り上げもよかったのですが、社長が儲けに走るあまり、社員の数や資金の規模などを考慮せず、無計画な経営をしてしまったのです。その結果、会社は倒産してしまいました。給料が支払われない中、私たちは取引先へご迷惑をおかけしたことを謝罪しに行きました。給料に関する裁判も経験しましたよ。倒産は、会社だけではなく、社員も苦しい思いをするのだと痛感しました。そんな中、中小企業診断士という資格を知ったのです。それが目指すきっかけになりました。

経営課題を一緒に解決

pic04.jpg

中小企業診断士は、中小企業の「後継者がいない、売り上げが伸びない」などといった経営課題に対し、診断・助言をする専門家です。国に認められた資格で、私は通信講座を利用して仕事をしながら勉強をしていました。
診断士の仕事は会社の強みをいかに引き出して、それを経営理念とともに従業員に知ってもらったり、お客様など多くの人に伝えたりすることが重要です。魅力があるのに、それをアピールしないのはもったいないですよね。社員やその会社が持つ技術、社長の人脈やお客様とのつながりなど、強みがわかると、お客様からの信頼度もあがりますから。
倒産や営業を経験したことなどを活かし、会社の研究をきちんと行ったうえで、会社にとっての真の経営課題を一緒に見つけ出し、最善の解決策を考えていけるように努めています。

続きを読む