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【The TOP ~社長の仕事~】

社長って普段どんな仕事しているの?

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本田社会保険労務士事務所 代表

ほんだ しゅういち

本田 修一さん

31歳・茨城キリスト教学園高等学校~産能短期大学出身

  • 2015年
  • 3次産業
  • 専門サービス
  • 男性
  • 茨城県北

全力でお客様の力になりたい

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社会保険労務士は士業(専門資格を必要とする職業)の一つであり、労働法や年金法を駆使して、諸々の事務手続きを代行する仕事です。
また、近年増加する労働トラブルを解決するために、業務の場が拡大され、活躍の場を広げています。そのような中で実際に社会保険労務士として個人事務所を経営されている本田修一さんにお話を聞きました。
本田さんは若々しく、はつらつとした方でした。

容易に他人がまねできない資格

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元々、自分の将来の社会保障について興味を持っていましたが、親の年金の請求の時期に、年金のことを尋ねられたことをきっかけに、年金の仕組みについて詳しく知りたいと思いました。
そして、2008年当時リーマンショックで経済が停滞していた時期でもあっため、資格をはじめとして、何かに特化した、他人にまねができないようなスキルを身に付けていきたいという思いから、社会保険労務士を目指そうと思いました。また、資格を取ってから、まずは、社会保険労務士法人や一般企業の総務職などの勤務経験を積んだ方が良いか、開業するかですごく悩みました。
しかし、合格後、試験勉強の際に利用していた予備校の講師であった先輩社会保険労務士のゼミを聞きに行ったり、社会保険労務士の業務を勉強しているうちに、開業への意欲が強くなり、個人事務所設立を決意しました。

このように仕事を行っています

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日中は顧客のところに直接伺い、相談(労務管理、その他労働および社会保険に関する)に乗ったり、または書類(労働社会保険諸法令に基づく申請書および帳簿など)を確認してもらい、印鑑を押してもらうというように外回りの仕事をしています。また、その道中で役所に立ち寄り、確認を受けた書類を提出します。移動範囲は南は水戸から北はいわき市内です。そして夕方には事務所に戻ってきて事務作業をしています。それに加えて、翌日の営業の準備、メールの返信などを行います。対象としているのは従業員数が30人未満の中小企業です。例えば、街のケーキ屋さんやラーメン屋さん、はたまた製造業や、接骨院など様々な業種の方を顧客として対応しています。反対に、大企業では自社内に専門部署があるため、士業が関与する余地はそれほどないと言うことができます。

成長するスピードが速い

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この仕事は人間として成長させられる機会が多いです。例えば、従業員として働いていたときには、会社の売り上げや、それに対する自分の給料がどのくらいであるのかということをほとんど考えていませんでした。しかし、自分で創業してみると、そういったことを含めてすべてのことを把握して自分で経営していかなければならないので、気づくことや勉強になることがとても多いです。起業をして一番嬉しい事は、去年と今の自分を比べたときに去年よりもできることが多くなっていて、人間としての能力の高まりを実感できた時です。

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