大学生の頃は、興味が持てなかったり、「社会に出たらどこで活かせるのかな」と思うような授業もありました。でも今考えると、やってみて無駄なことなんて絶対にありません。授業やアルバイトなども現在の自分に繋がっているし、過去に一回でもやったことがあると次にやる時に吸収が早くなるんです。たとえ今は意味を見つけられなくても、将来必ず自身の力になってくると思います。実際に、教室の生徒さんとお話するときにこれまで自分がやってきた経験が話を広げるきっかけになったり、現在の自分に活きています。

なのでどんな些細なことであっても、「やりたい」と思ったときに行動を起こすことが大切だと思います。やってみて辛いことや苦しいことがあっても、それはなかなか経験できないものだと思います。確かに辛いことはあるかもしれないけれど、違う面から見ると今後の自分に活きてくるかもしれない。だから、どんどんチャレンジして、たくさんのことを経験してほしいと思います。

今後の目標としては、私は書道をもっとたくさんの人に身近なものに感じてもらえるようにしたいです。書道は、学校の授業に取り入れているくらい日本人が大切にしている文化の一つです。しかし、その反面書道人口が少ないというのも事実です。書道の一般的なイメージは「年配の方が習うもの」「敷居が高い」というものだと思います。私はこのハードルをもっと低くして、いろいろな年代の方が書道に興味をもってもらえるように、私の教室の生徒さんが「書道って楽しい」と思ってくれるような教室にしていきたいと思っています。