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【The TOP ~社長の仕事~】
社長って普段どんな仕事しているの?
メークス株式会社 代表取締役社長(現職:代表取締役会長)
もりやま よしかず
森山 慶一さん
茨城県立水海道第一高等学校~専修大学
- 2016年
- 2次産業
- 男性
- 茨城県南
- 製造業
- 取材時には代表取締役社長を勤め、現在は代表取締役会長を務められています。
少しでも理不尽がないような経営
創業時から会社を引っ張ってきた先輩方に加え、僕と同年代の社員達にも、忙しかろうとなんだろうと“何とかしてしまう”という方が多いですね。住宅産業なのでどうしても忙しい時期のピークがあるんですが、どんなに忙しくても何とか仕事をこなしてくれる社員がいる事はやはり心強いです。第一線で活躍してきた会長もそういう人ですし、トップのメンバーがそういう空気を作っていますね。
ただ、そういう働き方を望んでいる社員ばかりではありませんから、毎年環境を整えて2年前まで105日だった年間休日も来年度は110日まで引き上げる事が決まり、休みもしっかり取れるようになってきました。また、当社では仕事をしたらその分の評価がもらえます。世の中って理不尽なことだらけじゃないですか。もちろん当社でも理不尽だなって思われている事もあると思うんですが、それでもメークスの中にいたら少しでもその理不尽がなくて、頑張ったら頑張った分成果が出るような、そういう会社にしていきたいなって思います。
周囲の皆に感謝の気持ちを持つこと
当社の会長は常日頃から『感謝』という言葉を口にするのですが、これは『周囲の皆に対する感謝』という事なんです。例えば、自分が普段怪我をしないで安全に仕事を出来ているのは、周りの仲間がルールをきちんと守って安全に配慮してくれているから。だからその事に対して感謝して、会社のメンバー全員がお互いに感謝し合う気持ちを持っていればこの先も安全を守っていけると思います。仲間に守られている、自分も仲間を守るって意識ですよね。それにプラスして、会社の中だけにとどまらず、家族全員に対しての感謝の気持ちも持つことが大事です。元々、両親がいて自分がいるわけですし、自分を支えてくれる家族や周囲の人全てへの感謝の気持ちを持つことで、心から頑張って仕事に打ち込めると思います。
当社では感謝の気持ちを挨拶等の行動で表すために全事業所にお地蔵さんが置いてあるんですよ。お地蔵さんがあれば「いつもありがとうございます」とか「今日もよろしくお願いします」と挨拶をして一日を始める事が出来ますからね。もう12年ほど前から置き続けています。皆に感謝の心を持っている社員がいる会社っていい会社だと思いますからね。
断トツのNo.1
現在目指しているのは“断トツのNo.1”です。10年後の売り上げ目標は2000億円です。この数字はただ掲げているのではなく、会社を永続させるため、従業員の満足度を上げるために必要なんですよ。現在も大手企業に囲まれながらも頑張って利益を上げていますが、やはりまだまだ少ないんですよね。利益が少ないという事はそれだけ給料に還元できる金額も大きく出来ないという事なので、今後は利益を上げて平均給与をもっと上げて、平均年収を600万円レベルにしていきたいんです。そうなると大手銀行レベルになるんですが、そのためには会社の規模も拡大していかないといけない。
CS(customer satisfaction=顧客満足度)とES(employee satisfaction=従業員満足度)の両方の向上を目指すイメージですね。顧客満足度が高まらなければこんな売り上げ目標は絶対達成できませんし、支えてくれる従業員の満足度が高まらなければ作業効率や製品の質も上がりませんから。
会社概要
小さな会社でも、住宅産業で重要な仕事をしたいという精神の下、住宅向けを主とした基礎鉄筋(ユニット鉄筋)の製造で、着実な企業成長を遂げています。
業界初の鉄骨基礎(Hi-MS工法)を新日鐡住金㈱様との共同開発し、ユニット鉄筋メーカーから基礎メーカーへと成長しています。
会社名 | メークス株式会社 |
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設立 | 昭和60年 |
従業員数 | 203名 |
資本金 | 1億円 |
事業内容 |
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ホームページ | http://www.i-makes.com/ |