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【The TOP ~社長の仕事~】

社長って普段どんな仕事しているの?

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株式会社増山会計 代表取締役

ますやま ひでかず

増山 英和さん

茨城県立太田第一高等学校~中央大学大学院出身

  • 2016年
  • 3次産業
  • 専門サービス業
  • 男性
  • 茨城県央

コミュニケーション無しにこの仕事は務まらない

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面接で、「会計事務所って人と話さなくてもいい仕事なんですよね?」っておっしゃる方がいますが、そういった意識を持たれている方は当社には合わないと思います。昔はそのような側面もありましたが、今はお客様とお話をする、毎回プレゼンをするような職種なんですね。
私はよく『学ぶ・気づく・動く・続ける』を“成果を上げる四つのステップ”と言っているんですが、社長自身が勉強して現状の問題点に気付いて「こうしよう、ああしよう」と具体的に動かないと会社の状態は変わりません。そのための動機づけをするのが担当者なのです。コミュニケーション無しにこの仕事は務まりません。よって「人と話すの大好きなんです」とか、「皆で仕事をした方がより成果が出るじゃないですか」と言うような人を求めていますね。

深い専門分野と広く浅い他分野の知識を併せ持ったT字型人間になろう

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とあるコンサルタントから「T字型人間になれ」とよく言われました。広く浅くの知識に加え、専門分野は深く身につけるようにと。I字型は専門分野特化型で、そういう人材が求められる時も当然ありますが、やはり望ましいのは周辺分野の知識を広く浅く把握し、専門分野は深く磨ける方ですよね。これから社会に出る方には、自分の専門性や得意分野を深める事に加えて、広く浅くの知識も蓄えていくことを意識してほしいですね。
また、そういう広く浅くの知識を得る近道は、知識を持っている人と話すことです。つまり、様々な分野の人と出会ってコミュニケーションをとって頂きたい。人は人でしか磨けませんからね。ある人との出会いが新しい事を始めるきっかけになったり、「もっと頑張ろう」という気持ちにつながったりする事もあります。壁に直面した時に「この分野はあの人が詳しかったな」と頼る事も出来ますし、そういう人とのつながりを大切に、人間味あふれる周囲との付き合いを深めていってほしいですね。

いつ何をどこでどのようにやるのか、タイムマネジメントが重要

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誰にでも24時間という時間は公平に与えられていますから、その中で自分の人生をどう生きるのかしっかり考えて日々を過ごす事が大事だと思いますね。以前ある人に「増山さんはTKC全国会の中小企業支援委員長を務めながら会社を経営し本も書いて講演もこなしている。おまけにラジオ番組もやっている。そんなあなたが何故バンド活動をやってCDまで出せるんですか」と言われたのですが、やっぱり人間は好きな事は何がなんでもやるんですよ。
例えばライブを30分やるにあたって前後1時間を空けるとなると2時半必要ですので、その日はちょっと早めに起きてその日の分の仕事をするんです。あとは効率を上げる工夫ですね。例えば一日予定がなく時間があると執筆してもだらだらと進まないのですが、『午後に母親の介護に付き添うから仕事が出来ない』となると時間の制限があるので集中して進められるんです。平日だらだらやっている仕事も休日誰もいない職場でやるとすぐに終わりますよね。いかに集中するか、その環境を作るか、を意識しています。やりたい事を明確にして、それをいつ、どのようにやるか、きちんとタイムマネジメントすることは限られた人生を謳歌するにあたってとても重要だと考えています。

会社概要

経営理念「自利利他」。税務、会計、経営指導を通じてお客様企業のお役に立てるよう、日々頑張っている会社です。20代~50代までの幅広い世代の職員が、地域経済の発展に貢献する事を指名に全員で切磋琢磨しながら取り組んでいます。

会社名 株式会社増山会計
設立 昭和48年
従業員数 26名
資本金 1,000万円
事業内容 巡回監査
経営コンサルティング
法人設立、創業支援
財産コンサルティング
ホームページ http://www.ma-g.co.jp/
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